甘えん坊の犬に、バーンの教え方
「バーン」この芸は難しいと思われがちですが、実は意外と簡単です。筆者の方法は、犬にストレスを与えることなく、自然に教えることです。
それには先のページで申したとおり、犬と飼い主さんの信頼関係や絆が必要不可欠です。
犬は服従、降参または擦ってほしいときにお腹を見せることがあります。もし信頼関係がゼロでしたら、お腹を見せるでしょうか?
恐怖でなら見せるかもしれませんが、それでは犬にストレスが溜まります。
飼い主さんと犬の絆が強い場合は、どうでしょうか。
甘えている犬はお腹を擦ってほしいとき、仰向けになりお腹を見せます。
さて、この「お腹を見せたとき」がチャンスです。素早く『バーン』と言いながら手を銃の形にしてください。その後、犬のお腹をやさしく撫でながら褒めてください。チャンスを見つけたら、この動作を繰り返してください。
我が家の犬は3日ほどで『バーン』を覚えました。
上記の写真は、撫でてほしいため、お腹を見せ甘えています。今が『バーン』を教えるチャンスです。
どうですか、意外と簡単ですよね。
それから一般的には、ご褒美(おやつ)で誘導させ仰向けにさせる方法があります。
バーンの教え方 誘導編
まず、犬に伏せをさせ、ご褒美(おやつ)を鼻先へ近づけます。
ご褒美を持っている手を時計回りでお尻の方へ近づけますと、体勢が崩れます。ご褒美は犬の鼻先に当てたままです。
ここで、犬がご褒美に興味が湧かないと上手くいきません。
そのままご褒美を握っている手を反転させなから誘導すると、犬は仰向けになります。
この瞬間に「バーン」と言いましょう。