可愛いだけじゃない奇跡の生還を果たしたミントちゃん
あなたのお家のワンちゃんは、保険に加入していますか?
ペットを飼育していますと、事故に遭ったり、病気にもかかるかもしれません。今回はミントちゃんが病気で倒れた時のお話です。
病気で倒れた時の、ミントちゃん(画像1)
2012年某日、家に戻ってみると、愛犬ミントちゃんの様子が変と気付きました。
そういえば、昨夜からオシッコをしていないと思い散歩に連れていったが、その気配はありません。
元気もなく歩くのも困難の状態で、食事にも手をつけません。
ミントちゃんの大好物のジャーキーやチーズを与えても、食べてくれません。
水を飲むために立ち上がるにも、力弱くこれはただ事ではないと思い、かかりつけの動物病院に連れて行きました。
私はそのとき頭の片隅でもしや、尿毒症を起こしているのでは?と感じていました。
動物病院で獣医さんに血液検査など診察してもらい、腎不全を発症し、尿毒症を起こしていると説明されました。
その後、「もっても今夜か明日です」、「余命2日ぐらい」と先生に告げられました。
最悪の結果でした。
その日は治療で点滴をしてもらうために、動物病院に預けました。
私は一人で自宅へ戻り、ミントちゃんのいない生活は考えられなくて、いろいろな事を考えていました。
なんでもっと早く気付いてあげられなかったのとか、もっと遊んでやったらなとか後悔の思い出で一杯でした。
13年間ずっと一緒だったから余計に愛情がこもっています。
かれこれ考えているうちに時間がたち、その日の夕方迎えに行き自宅へミントちゃんを連れて帰りました。
点滴の効果が効いてくれた様子もなく、ミントちゃんの元気がまったく、ありません。
呼吸をするのも困難のようで、私が変わってあげれたならと思ったぐらいです。
当時のミントちゃんの様子が右の写真です。
顔つきから、元気がない状態がわかります。
病気で倒れた時の、ミントちゃん(画像2)
ペット(動物)を飼育すると、最期は必ず訪れます。
一緒にいた年数が永いほど、愛情は強くなると想います。
ペット(ミントちゃん)は大事な家族です。
ペットの最期は、誰でも悲しいはずです。
でも、それ以上に楽しいこと、嬉しい思い出をミントちゃんから、もらいました。
それから、ペットとの出会いは、私の生活に大きな変化を与えてくれました。
ミントちゃんの可愛らしい仕草や表情に笑顔が増え、落ち込んでいるときも元気をもらいました。
ミントちゃんをとおして、人とのふれあいや、コミュニケーションも生まれました。
「ありがとう」の感謝の気持ちと、可哀そうの気持ちが入り混じり、それ以上に、きっと私自身がミントちゃん(ペット)の居ない生活が寂しいと肌で感じとっていました。
そして今はただ、ミントちゃんがオシッコをしてくれるのを待つだけでした。
トイレでオシッコをしなくてもいいから、とにかく尿毒を出して元気になってと願っていました。
なんとか願いが叶ったのか、その日の夜、ミントちゃんはオシッコをしてくれました。
私は少し安心しました。
このまま回復するのではと期待し、ミントちゃんの頭を「なでなで」とさすり、褒めてあげました。
なんとそれから、少しずつですが、ミントちゃんの容態が安定してきました。
食事も少量ですが、手渡しで食べてくれるようになり、まだ力弱いですが立ち上がるようになってきました。
ミントちゃんの「生きたい」と想う心が病気に打ち勝ったのだと思います。
その後は順調に回復し、走り回れるようにまで回復しました。